目次 実行環境 DSSにプラグインをインストール DataikuからデータをエクスポートしTableauで可視化 まとめ はじめまして。Dataiku超初心者(2023年7月3日時点)な松枝です。 Dataikuは様々なアプリケーションに接続できるため、既存のIT資産を活かしつつ、新たにAIの活用を始めることができます。 今回は、DataikuとTableau(Dataikuパートナー)の連携の一部分について書いてみました。 Dataikuにもダッシュボードによる可視化機能がありますが、Tableauと連携させることでより洗練されたビジュアライズが可能となります。 他、弊社DataikuとTableauの記事:DataikuでKaggleのSpotifyのデータを分析してみた 💡 Dataikuは、セルフサービス分析(AI/機械学習)のプラットフォーム 💡 Tableauは、セルフサービス分析(BI)のプラットフォーム 実行環境 Dataiku→無償版(DLページ) 2週間でトライアル期間が終了するのですが、延長も可能です。 Dataiku Cloud (SaaS版)の14日間無償トライアル(登録ページ) Tableau→TableauDesktop Professional Edition 2023.2(TableauDesktop製品紹介ページ) DSSにプラグインをインストール ※DSSとはDataiku Data Science Studioの略で、こちらが主に、開発者およびアナリスト向けのデータサイエンスプラットフォームです。 これからDSSにプラグインをインストールする際の手順をご紹介します。 DSSの画面右上のApplicationsから、Pluginsをクリック Tableauで検索すると、Tableau Hyper formatがでてくるので、こちらをインストール DataikuからデータをエクスポートしTableauで可視化 連携の方法は、DataikuからTableau、TableauからDataikuへと、2通りぐらいあるそうですが、今回は、DataikuからTableauへエクスポートして可視化する方法を試してみました。 まず、DataikuDSSにもともとある、サンプルデータを使ってみます。 DSSのサンプルデータをダウンロードして、フローを開き、OtherrecipesのExporttofolderをクリック フォルダーの名前を入力してCREATE RECIPEをクリック FormatをTableau hyper extract(.hyper)を選択してRunをクリック ダウンロードをクリックするとTableau抽出ファイルがダウンロードされる Tableau抽出ファイルを開くと上記画像のTableauDesktop画面が表示される 💡 注意!私は、はじめRun(実行)をクリックしたら、Exportが失敗しました。調べてみたところ、TableauHyperformatのCodeEnvironment(コード環境)で、PythonのPYTHON37にしてみましたら、エラーは解決され、Exportできました!それぞれの環境などによって異なると思いますので、エラーが出なかった方は、お気になさらずです。 DSSのPluginからTableauを検索して、右上のinstalledをクリック DataikuからExportしたデータをTableauで可視化できました! まとめ DataikuとTableauを連携するのは意外とすんなりいくのかと思いましたが、Export(出力)のときに、エラーがでたので、それを解決するのに少々てこずりました。しかしながら、DataikuとTableauを連携することで、AIとBIの未来は、とても豊かなものになるのではと思いました。 Dataikuにもダッシュボードがありますが、普段Tableauをお使いの方で2種類のダッシュボードを見るのが面倒とか、Tableauに連携させて見たい、となったときに、私のこのログがだれかのお役に立てれば幸いです。 お読みいただき、ありがとうございました!