まとめることで、情報を知識へ

業界情報をいち早くキャッチアップ!

昨今、フレックス制を活用して勤務時間を柔軟に変化させたり、ビジネスチャットやテレビ会議、またはスカイプなどを使って遠隔地の拠点と共同でプロジェクトを進めたり、子育てや介護といった事情を抱えた従業員が在宅で勤務できるようにしたり、働き方の多様化が推進されています。

総務省の「平成26年通信利用動向調査」によると、在宅勤務やサテライトオフィスの設立など、「テレワーク」を導入している国内企業はまだ11.5%。

しかし、最近トヨタ自動車が現在の在宅勤務制度を大幅に拡充し、総合職1万3000人を対象とする方向で検討していることが報じられており、今後「働き方改革」はどんどん進められていくことになるでしょう。

テレワークの見方、グループウェアでの情報共有もWebクローラーが活躍

テレワークの課題として「従業員の労働時間や健康等、労務管理が難しい」「コミュニケーションをとりにくい」「従業員の評価がしにくい」といった点が指摘されています。オフィスで顔を合わせている場合、回覧板のような物理的な手段で情報を共有したり、会議や打ち合わせ、時には喫煙所やランチなどでコミュニケーションを図ることができます。

しかし、おのおのが別々の場所で勤務していると、どうしてもコミュニケーションが希薄になりがちです。とくに、時差のある海外拠点をもつ企業などの場合、それは顕著なのではないでしょうか。

そこで、昨今多くの企業がグループウェアを導入し、情報の共有を図っています。このWebグループウェアで回覧される情報の収集にも、Webクローラーが活躍します。

Webクローラー(Crawler)とは、ロボット型検索エンジンのこと。Web上のファイルを巡回し、あらかじめ設定された内容の情報を取得します。たとえば、金融機関であれば、競合各社の住宅ローン利率や為替相場、金融庁からの通達など。

このほか、官庁からの通達や政治関連のニュース、海外の経済ニュースなどまで、ビジネスに役立つ情報を伝えるWebサイトの中から、必要となる情報を自動的にピックアップし、収集します。

「情報収集なら、RSSを使っているよ」という人もいるかもしれませんが、情報を活用しようと張り切るあまり、たくさんのサイトを登録しすぎて、「RSSを見なきゃ……」という義務感に駆られていませんか。

また、「情報収集ならSNSで十分!」という方もいるかもしれません。SNSは、よくも悪くも自分の好みを反映して、入手する情報をカスタマイズできるので、もしかしたら、自分のアンテナ外の情報は見逃してしまっている可能性があります。

また、ツイッターなどのツールだと、フォロー先が多いと情報がどんどん流れていってしまい、見逃してしまう可能性もあります。

自社に必要な情報だけを集めたオリジナルのポータルサイトも構築できる

その点、ShtockDataを使った情報収集プログラムであれば、「毎朝」「朝・晩2回」など、検索頻度を決めて、指定されたキーワードのニュースを収集しますので、常に最新の情報を集めることができます。

  1. 収集作業に人力を介さないぶん、情報の排除や抜け落ちを防ぐことができます。
  2. また、取得した情報は、データベース化して、そのまま落とし込むことも可能です。
  3. 自社の情報共有ツールとして利用しているブラウザベースのシステム上に組み込むだけで、自社のビジネスに必要な情報だけを集めたオリジナルのポータルサイトができあがります。

このほか、ShtockDataで収集した情報の使い方としては、マーケティングに生かすというものもあります。たとえば、競合他社などの自社製品・サービスに関連するプレスリリースを収集してまとめる、通販サイトや口コミサイトを巡回して商品レビューや口コミを収集するなど。

特に、商品レビューや口コミは、昨今Eコマースサイトの信頼性や購買意欲を決定づける重要なファクターとなっており、メーカーは「レビューマーケティング」として、積極的にユーザーからの口コミの収集を図っています。

人力で、ネット上に存在する無数のEコマースサイトや口コミサイトから口コミを集めるとなると、途方もない労力がかかってしまいますが、Webクローラーの自動化プログラムであればほんの一瞬で完了してしまいます。また、取得したデータはCSV形式で取得することもできるので、企画書や提案資料の作成も楽々です。

RPAで情報収集を効率化・合理化しよう

インターネットの発達で、私たちをとりまく情報の量は爆発的に増えています。しかし、情報をただ散発的に集める、目にするだけでは、その意味合いを正確に把握することはできません。

情報を収集しまとめる、「点と点」から、「線」にしていくことで、はじめて情報の重要性がわかるのです。

ShtockDataを活用したRPA(ロボティックプロセスオートメーション)であれば、情報のキャッチアップの効率化・合理化を図ることができるのです。

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