3日かかっていた作業を2時間まで短縮!
『市場データの収集から可視化まで』ワンストップで提供可能なキーウォーカーのデータソリューションとは?
導入事例:株式会社LIXIL様
LIXIL Housing Technology TH統括部 TH戦略部 ハウジング企画グループ 宮本さん(右)/ 冨平さん(左)
「世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現」というPurpose(存在意義)を掲げている住宅総合建材メーカー「株式会社LIXIL」。Webスクレイピングサービス「ShtockData」で集めたデータを「Tableauソリューション」で可視化しているが、それをどのように事業に活かしているのか。その背景なども踏まえてLIXIL Housing Technology TH統括部 TH戦略部 ハウジング企画グループに所属している宮本さん、冨平さんにお話を伺いました。
世界150カ国以上で日々の暮らしを支える水まわり製品や住宅用建材を提供するメーカー
ーーはじめに、事業内容や業務内容についてお聞かせ下さい。
宮本さん:株式会社LIXILは、2011年に国内の主要な建材・設備機器メーカー5社が統合して誕生しました。現在、世界150ヵ国以上で約55,000人の従業員を擁するグローバル企業となり、毎日10億人以上の人びとにLIXILの製品をご愛用いただいています。
私たちが所属しているTH統括部は全国のセールス担当者に商品提案するためのマーケティング情報や販促ツールの提供、イベントやセミナーのコンテンツ企画などを行っている部署です。
欲しい情報の一部しか収集できず、集計にも時間がかかっていた
ーー「ShtockData」「Tableauソリューション」を導入前で課題になっていたことをお聞かせください。
冨平さん:欲しい情報の一部のみしか手に入らなかったことと、手作業で集計していたので非常に時間がかかっていたことが課題でした。
最初は別会社にWebクローリングをスポットで依頼していたのですが、欲しい情報の一部しか取得できない状況でした。またTableauも社内で導入直後というタイミングでしたので上手く活用できておらず、クローリングされたRAWデータを手作業で集計し、パワーポイント100枚くらいにまとめて社内に報告をしていました。
データ収集のみでなく、データの可視化までワンストップでご提案いただいたことに魅力を感じた。
ーーキーウォーカーを選んだ理由をお聞かせ下さい。
冨平さん:「希望するデータの取得から可視化まで」ワンストップでご提案いただいたことが選定した理由になります。
Webクローリングサービスを提供している会社を他にも探していたのですが、当時、必要としていたデータ収集の実績があるのはキーウォーカーさんしかいなかったので、まずはお話を聞いてみようとなり問い合わせをしました。
お話を聞いてみると「希望するエリア全てデータ収集が可能」と回答いただき、さらにそのデータを定期的に納品していただけるということでしたので、常に新しいデータで分析が可能になると思い魅力に感じました。また同時に「Tableauソリューション」もご提案いただき、収集だけでなくデータを整形しTableauで可視化するまでワンストップでご提案いただいたので、是非お願いしたいと思いました。
導入前は2~3日かかっていた分析時間が、導入後は2時間程度まで短縮。
ーー「ShtockData」「Tableauソリューション」導入後の効果をお聞かせください。
冨平さん:作業工数の大幅な削減ができました。導入前は小エリアに絞った分析をするのに少なくとも2~3日の工数がかかっていたのですが、「ShtockData」でデータを自動収集・整形まで行い「Tableauソリューション」でデータを可視化することができましたので、分析まで含め今では2時間くらいでできるようになりました。
また「ShtockData」「Tableauソリューション」を利用し弊社のセールスが営業活動に活用しており、これまで多くのビルダー(住宅会社)様にマーケティング情報をご提案しています。
この取り組みは業績貢献と今までにないビックデータを活用した新たなソリューションとしても評価され、2022年6月に社内で表彰されています。
ーー「ShtockData」「Tableauソリューション」の良い点をお聞かせください。
冨平さん:「ShtockData」においてはデータの品質も高く満足しています。またデータに不具合があった場合もしっかりとスピーディーに対応していただけるので、その点も安心できるところだと思っています。
「Tableauソリューション」に関しては現在スプレットシートにてキーウォーカーの担当者さんとやり取りを行っているのですが、こちらに関してもスピーディーに対応していただけるので満足しています。こちらの意図も汲み取って回答していただけるので、コミュニケーションロスが少なく上手く意思疎通ができていると感じています。
宮本さん:導入当初から非常にお世話になっていますが、いつも誠実にご対応いただいており、安心して仕事を依頼することができます。以前、データに不具合があったのですが、迅速に対応していただき、正常なデータを再度納品していただきました。このような点も安心してお願いできるところです。
わかりやすく対応していただけるので、社内のスキルアップにもつながる
ーーキーウォーカーの評価についてお聞かせ下さい。
冨平さん:しっかりとわかりやすく対応していただけるので非常にありがたいと思っています。
依頼前はTableauに触れる機会がほとんどなかったので「スムーズに操作できるか」や「意思疎通が上手くできるか」など不安でした。実際、データのとり方などは難しかったのですが、そこの部分も目線を合わせてコミュニケーションを取っていただき、こちらが投げかける抽象的な質問に対しても、わかりやすくご回答いただけるので非常にありがたいと思っています。
そのおかげで社内のスキルアップにも繋がり、今では意思疎通の不安は全くない状態だと感じています。
ーー最後にLIXIL様の今後の展望についてお聞かせ下さい。
宮本さん:今後は「社内のデータ活用」と「社外のデータ活用」の2つの視点で活用を拡大させていきたいと思っています。
1つ目の「社内のデータ活用」ですが、現在でも社内の戦略やマーケティング活動ではデータの活用を行っているのですが、各部門で各々データを集めて分析をしているようなところもあるため、ここの部分を取りまとめることができれば、データを集める部分の工数は大幅に削減でき、さらに横断的にデータ分析が可能になると思いますので、将来的にはそこを目指していきたいと思っています。
2つ目の「社外のデータ活用」ですが、ここの部分はもっと活用を拡大する必要があると思っています。ビルダー(住宅会社)様向けにマーケティング情報を提供していますが、もっと活用範囲を拡大して、ビルダー様がデータドリブンな意思決定をスムーズにできるようなサービスを実現したいと考えています。