シール投票で可視化した「データ活用の課題」

シール投票ボードの全体写真。4つのカテゴリ(データ整備・可視化BI・人材運用・AI活用)に赤いシールが貼られている

AWTTブースに設置したシール投票ボード

ブースに立ち寄っていただいた方々に、次のひとつの質問を投げかけました。

あなたの会社のデータ活用、どこが一番の課題ですか?

以下の4つの選択肢から選んでいただきました。

  • 🗂️ データ整備
  • 📊 可視化/BI
  • 👥 人材/運用
  • 🤖 AI活用

2日間の結果:「データ整備」が圧倒的トップ

2日間でボードに集まったシールの分布を見ると、明確な傾向が浮かび上がりました。

1日目(6月9日)終了時点のシール投票ボード。データ整備に最も多くのシールが集まっている

1日目(6/9)の結果

2日目(6月10日)終了時点のシール投票ボード。データ整備の欄からシールがあふれ出るほど集中している

2日目(6/10)の結果

課題カテゴリ 1日目(6/9)終了時点 2日目(6/10)終了時点
🗂️ データ整備 最多 圧倒的1位(ボードからあふれるほど)
🤖 AI活用 2位 2位
📊 可視化/BI 3位 3位
👥 人材/運用 4位 4位
特筆すべきは2日目終了時点の「データ整備」。シールが収まりきらず、はみ出るほどの集中ぶりでした。AWTTにはTableauユーザー、Salesforceユーザー、データ活用を推進している企業の方々が多数来場します。そのような方々が「まず足元のデータが課題」と声を揃えているという事実は、業界全体の共通課題を示しています。

現場から聞こえた「生の声」

投票をしていただいた方に実際にどんな課題があるかを聞いてみました。そのなかで印象的だった声をいくつかご紹介します。

  • 「Tableauは入れたけど、そもそも使えるデータが整っていない。BI以前の問題なんです」
  • 「AIに挑戦したいとは思っているけど、データの品質が担保できていないと意味がない」
  • 「可視化のダッシュボードは作れる。でも現場が使いこなしてくれない。人材・運用が難しい」
  • 「AI活用はトップが言い出しているが、現場のデータ整備が追いついていない」

「AIブーム」が叫ばれる中でも、現場では”その前段階”の課題と向き合い続けている方が大多数。ツールや技術が進化するほど、データの土台の重要性が際立つ、という構造が伺えました。

データ活用の課題は、それぞれの組織のフェーズで変わる

今回の投票結果でデータ整備が最多票を集めた一方、AI活用が2位に入ったことも印象的でした。

データ活用の進め方に、絶対的な順番があるわけではありません。たとえば、まず可視化・BIから着手することで現場のデータへの関心が高まり、「もっと多角的に分析したい」というニーズが生まれてから基盤整備に取り組む——そういった流れをたどる組織も多くあります。

大切なのは、自社が今どのフェーズにいて、何がボトルネックになっているかを正しく把握することです。今回のアンケートが示しているのは、AWTTに集まるような先進的な実践者の間でも、依然としてデータ整備が大きな壁になっているという現実です。

キーウォーカーでは、データ活用の現状を把握するための無料のデータ活用成熟度診断を提供しています。診断を通じて「次に何をすべきか」の道筋を明確にすることができます。

まとめ:「AI活用」の前に、「データ整備」を

AWTTの2日間で見えてきたのは、可視化・AI活用・人材育成など様々な課題がある中でも、「データ整備」が最大のボトルネックになっているという現実です。

どれだけ優れたBIやAIツールを導入しても、データが整っていなければ効果は限定的です。大切なのは、自社が今どのフェーズにいて、何がボトルネックになっているかを正しく把握すること。まずは現状を知ることから始めてみてください。

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