手作業による事務処理ミスを防ぐ集計業務の自動化を、大幅なコストカットで実現した「KW Data Aggregation」サービスを提供開始。
データ分析サービスを提供する株式会社キーウォーカー(本社:東京都港区、代表取締役CEO:真瀬正義)は、従来人手に依存していた大量データの集計業務を自動化し、データの収集から集計、可視化までをワンストップで行う「KW Data Aggregation」サービスを開発しました。
同エンジンを導入することにより、今まで手作業で行っていたデータ集計作業を自動化することができ、従来の既成RPAエンジンと比較して大幅なコストカットを実現することが可能です。
「KW Data Aggregation」サービスの開発背景と社会課題
■ 手作業によるミスを解決。手間とコストの負担軽減
昨今、FAXを起因とする人手による集計作業のミスや、大量の申請業務処理の遅延等の報道が増加しています。
このような問題が生じる背景としては、扱うデータ量が膨大になる一方で、自治体を含む行政機関においては、未だに紙文書やFAXによる報告や人力に依存した集計作業が多いことが挙げられます。
一方では、既にRPAツール等の導入により、業務の自動化をスタートしている企業においても、毎月RPAに莫大なランニングコストがかかってしまっている、という声も耳にします。そこで、キーウォーカーでは、自社でのビッグデータソリューションにおける実績や多数の業務自動化実現のノウハウをもとに、データ集計及びデータ統計作業の自動化を実現することで人手によるミスを軽減し、コストパフォーマンスを最大化する「KW Data Aggregation」サービスを開発しました。
「KW Data Aggregation」サービスの仕組み

■ 多様な形式のデータを一括管理
「KW Data Aggregation」サービスのデータ収集エンジンは、Google Cloud Platform上のプリエンプティブル VM インスタンス上で、マネージドKubernetesサービスを利用することで、数百のデータ収集アプリケーションを自律的に運用管理しています。Webページ経由、メール、FAX(OCR)、EXCELデータ、CSV、PDF、様々な入力から得るデータ収集業務の統合処理を実現します。
■ サーバリソースの自動調整により、運用コストを大幅カット
既存のデータ集計業務の自動化を実現するサービスにおいては、扱うデータ量の増減に応じて稼働するサーバ数を調整する必要があったため、都度コストの見直しが発生したり、新たなサーバを稼働させるのに時間を要したりするなど、スケーラビリティ、コスト、時間、等の面で課題がありました。
「KW Data Aggregation」サービスでは、データ量に応じて稼働するサーバリソース量を自動調整できる仕組みを実現しており、常に集計業務で必要な最低限のリソースのみで運用をおこなっています。そのため、パフォーマンスを落とすことなく、大量のデータをリーズナブルに処理するプラットフォームを提供します。
既にご導入いただいたお客様の中には、従来数百台のRPAアプリケーションを用いたデータ集計業務を「KW Data Aggregation」サービスに置き換えることにより、運用コストを従来の1/5以下に圧縮した事例もあります。
このように、「KW Data Aggregation」サービスは、データ収集、データ整形、統計処理・可視化、レポートの配信までデータソリューションをワンストップで実現するサービスです。
キーウォーカーでは今後も、従来の業務プロセスによって浮かび上がる課題を解決し、ビッグデータが組織にとっての資産となるよう、データの収集から活用までを行う仕組み作りを行っていきます。
所在地 |
〒106-0032
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電話番号 | 03-6384-5911 |
設立 | 平成12年11月22日 |
資本金 | 8,400万円(資本準備金含む) |
代表取締役 | 真瀬 正義 |
