キーウォーカーのミッションは、コンピュータに人とコミュニケーションをとるのに十分な知能を与え、世界中のモノ、コト、ニュース、人々の思想や行動など、ありとあらゆる情報を瞬時に解析し、誰にでも利用できる環境で世界の人々に提供することです。
私が初めてコンピュータに触れたのは10歳の頃。 プログラミング言語のテキストを見ながら完成させたプログラムは、画面に「Hello, world!」という言葉が表示される簡単なものでしたが、言葉として認識はしていなくても、感覚としてコンピュータとの「コミュニケーション」を感じた、最初の機会だったのではないかと思います。 そして、コンピュータやロボットが人の良きパートナーとして共存する社会を夢見て、将来はそれを創造する立場でありたいと決意したのもこの頃です。
それから18年間、その夢を実現のものとするべく、試行錯誤を繰り返しながらも、自作プログラムによる開発を続け、 私が28歳のとき、その実現がよりリアルに思い描ける出来事に遭遇します。 優秀な頭脳と素敵なアイデアをもった仲間との出会いです。 そして、この仲間と共にキーウォーカーを設立し、CI(=Computational intelligence、コンピュータ知能)分野での 研究開発が始まったのです。
2006年、私たちは、CI研究の成果として、検索エンジン、解析エンジンを発表しました。 検索エンジンは普段私たちが使う日本語自然文で情報の検索ができるもので、入力した言葉の意味をコンピュータがその知能により自動的に判断し、検索をおこないます。 いわば「機転のきくリサーチャー」と言えます。 解析エンジンは「検索」の更に先をいくもので、言葉が持つ微妙なニュアンスをコンピュータが解析します。 例えば、ページ上に記載されていない情報発信者の属性が把握できたり、ブログなどに記載された情報を自動的に要約することができるのです。 つまり、単純に結果を表示するだけではなく、コンピュータ自身が「考える」という行為をし始めたのです。
これからもキーウォーカーは、ユニークな発想と優れた技術で、「新しいコミュニケーションインターフェース」を世界に提供していきます。 私たちの作る「知能」が、みなさんに”Hello, world!”と語りかけるのは、もしかしたら、そんなに遠い未来のことではないかも知れません。
株式会社キーウォーカー 代表取締役 真瀬正義